岡崎体育「MUSIC VIDEO」と40年前のビートたけし漫才のあるあるネタ

ギャグ・ジョーク・お笑い

岡崎体育の「MUSIC VIDEO」
若い人は普通に知ってるだろうけど、自分のラン、ズンバ、サルセーション友さんはまあまあいい歳の人も多く(コラ!)、、知らない人もいるかもなんでぜひ聞いて、今のコロナ禍のうっぷん一瞬だけでも忘れて楽しんでね、、
音楽センスが素晴らしく、こういう歌詞でこんなかっこいい曲になるなんてめちゃ感心。 コロナ禍でなんかむなしい毎日の中でこれ聞くと元気でるよ。。

ただ投稿の内容は岡崎体育とはあまり関係なく、この曲がまあ、あるあるネタの歌詞、ってのもあり、今回の投稿の、「40年前のあるあるネタのはじまり」に通ずるものがあるんで紹介させていただきました。

昭和40年生まれの自分は、6歳とか、わりと子供のころから落語、漫才、新喜劇などを見てきたなかで強く思ってること、、
この岡崎体育の曲みたいなあるあるネタのはじまりは、40年前くらいかな、漫才ブームの時代、ビートたけしの ツービート から生まれてきたと思ってます。

お笑い好きとしては、いわゆる あるあるネタ が世間に浸透されてきたのは、1980年ころ、MANZAIブームとなった時の今では世界のキタノとなった、ビートたけし(北野武)とビートきよしの漫才コンビ。

基本、東京、浅草の伝統的な漫才の中に、初めてかな、、あるあるネタをずいぶん取り入れた漫才。
例えば、、「君の嫁はんもいつも顔面ピカソやん、、」 みたいな感じで、このころ、これまでの漫才というと、相方や相方の嫁子供をいじって笑わせたり、ってネタも多い。ツービートもこういうコテコテのネタも多いんだけど、例えばその中に…

アイドルを追っかけたり、近くに来たりして興奮する女子、おばさまとかがすごい顔して興奮して叫んでるところをたけしが描写して笑いをとる。
こういう例えだけだとちょっとわかりにくいと思うけど、、
大げさに実際にないことを言って笑わせるんでなく、巷に、そこらにいる一般人の行動を表現することで笑わせるという、あ、たまにこんな人いる、みたいに、今で言うあるあるネタ的な感じで笑わせるという手法が生まれた感じがします。
あ、これでこんな笑いになるんだ、、って思いました。
例えば、昔は「君の顔、怪物やな」 で笑ってくれてたのが
今は、「君の顔、ピーマンの断面に肌ツヤつけて上下逆にしたやつやん、、」
的な..

もう今となってはあるある系のネタがめちゃあふれてる気がします。
あるあるといえばあるある探検隊くらい、って思うかもだけど、例えばロバート秋山や、アルコ&ピース平井の「意識高い系IT社長」みたいななりきりキャラもそうだし、最近ブレイク組でも、正統派漫才風なM1王者ミルクボーイのコーンフレークネタもあるあるだし、ぺこぱのノリツッコまないツッコミも、そうそう、って合いの手入れたくなるようなあるあるネタ。まわりにある事実を、やや大げさだったり、まったくそのままやん、って共感させて笑を取ってる。

昔は壮大な大げさやウソや悪口とかで一般大衆は笑ってくれてたけど、そんだけでは何も感じさせられない時代になってきた、ってこと、、

以上。
あるあるネタ、って言われてるけど、発症は40年前のツービート、って思ってる熱い思いを書いてみた。。
はじめは岡崎体育のビデオ紹介だけのつもりが、どっちがメインかわからんくなった、、めっちゃ長文になってなんかすいません。。

今、自殺者も出て物議をかもしてる、「テラスハウス」も、ゲスト出演者の南キャン山里たちがVTR見ながらコメントするのも、野球解説みたいにプロが専門的なこと言ってるわけでなく、お茶の間、テレビの前で見ている視聴者の目線になって思ったことを言い合ってるからみんなが、そうそう、違うよ、とかその場を共有共感する、あるあるネタだし。

あの番組については書きたいことはいろいろあるけど、今はほかの人がいろいろ書いてるからそれを見ながら、ここは静観しておこう。。

岡崎体育からすごく発展してなんかすいません、、
この人のほかの曲もいろいろ感心するんで、ほかの曲もぜひ聞いてね~


コメント

タイトルとURLをコピーしました