基礎代謝について、ダイエッターさんはご存知のかた多いかと思いますが
よく、筋肉をつけると基礎代謝は急激に上がる、と聞きますが、
実際、そんなに上がるわけではありません。
その前に、そもそも
普通のトレーニングで簡単に筋肉が付いていくわけではありません。
表面の脂肪が取れて中の筋肉が現れてくるんで、
急に筋肉がいっぱいついた、と思いがちです。
たしか、上手にトレをした人でも増える筋肉は1日7グラム
という説もあります・・・
ボディビルダーさんとかはもっと効率良くされてるとは思いますが..
なので、年間1キロ増でも素人さんには難しいかと。
死ぬほど太れば筋肉も増えると思います。
でも、脂肪が死亡するほど付きます(爆
サラリーマンでボディビルダーの大会にも出ているいとこがいるんですが、
普通のダイエッターが筋肉を減らさずに減量するのはほぼ無理。
体重維持で筋トレで筋肉だけを増やすのもなかなか無理でしょう。
いとこのように体重の差が30キロ近くある、
つまり筋肉を付けるにはまずどどっと太ってから
増えた筋肉をやや減らしながら減量、みたいになるかと。
ダイエッターさんに、
筋肉をつけて基礎代謝を上げるにはまず10キロ太りましょう。
と言っても、もったいないから1キロわざと太ることもしませんね。
なので筋肉をどっど増やす、ってのはほぼあきらめて
効率よく使うように心がけることです。
では、筋肉あんまりつけなくてもよいか、というわけでもありません。
動いてるときには筋肉メチャメチャ使いますね。
てか筋肉ないと動けないわけだし。
だからモトが多いと効果的、ってことです。
筋肉がつく、というより、
ずっと使ってない筋肉があるともったいなんで動かしておこうと。
筋肉は伸縮、収縮で効果が出るものが多いんで、
ストレッチなどの収縮は、そんときのカロリーはたいしたことなくても
次回以降に使うときに相当変わってきます。
店の横にキャバ嬢さんの寮があって、
お客さんだ、すぐ出勤、って呼び出しがあっても
半分が化粧に2時間かかってたら間に合わないですよね・・・・
例えがイマイチ・・・・
消防士さんいっぱい待機してても、
火事だー、って時でも半分寝てたら全く意味なんですもんね。
下記が基礎代謝のモトの内訳です、チョー概算です。
ちなみに下記の数値はサイト、本によってめちゃめちゃ相違しています。
なのでまあ参考程度に。
・※骨格筋などの筋肉 ・・・20%
・筋肉のうち心臓などの内臓 ・・・40%
・脳 ・・・20%
・その他 ・・・20%
胃、肝臓、心臓なども、いちおう内臓筋という 筋肉 です。
よく、心筋梗塞とか言いますよね。
普通、骨格筋のことを一般的には 筋肉 と呼んでます。
この、筋肉の範囲 がごっちゃになって、ネットで調べたダイエッターさんが
みなさん全然違う割合で覚えてしまっています。
当ブログでも 筋肉=骨格筋(臓器は入らない)としないと
やっぱ話がこんがらがりますので、わかりやすいように
そうしようと思ます。
DIT、ってのはご存知でしょうか。
あ、プロレス技じゃないです(爆
食事誘導(誘発)性熱産生、、
食後は、ただ安静にしていても体の中では、消化などでエネルギー消費します。
食事する行為~体から出るまででも、ずいぶんエネルギーを消費した、って。。
臓器でいわゆる筋肉って呼ばれてる筋肉..(骨格筋)の約2倍あるんですね。
骨格筋と内臓を比較すると、
内臓は、睡眠、安静時でもずっと動いていますし、
かつ基礎代謝における割合が骨格筋の2倍近くあります。
なので、臓器が健康に、効率よく動いてるのといないのでは
相当な消費の差が出ます。
ちなみに基礎代謝は、性別、身長、体重によっていろいろで
そのつど表に当てはめてみてみえるかたが多いと思いますが、
当方は体重の変動が激しいので、ちょこちょこ表を見るのが面倒。
なので当方は、
除脂肪体重×24 =1日の基礎代謝 で計算してます。 ご参考に。
例・
100キロ 体脂肪30% とすると、除脂肪体重は 70キロ なんで、
70×24=1680カロリー みたいな。
ちょっと脱線しますが、カロリー計算の話。
むか~しは、何でもかんでもカロリー計算でしたが、
最近はカロリー計算神話は崩れてきてます、、
ちなみに、
1キロ太るのは、9000カロリー余分に摂取したら、
1キロやせるのは、7200カロリー余分に消費したら
(約2割が水分なので差が出る)
というのが定説なので、
普通に考えれば、1キロ上下するのはどちらも簡単ではないこととなります、、
痩せる(減量する)と基礎代謝も減ります。
・痩せる苦労と、基礎代謝減ってもっと節制しなきゃいけない苦労。
・減量に重きをおかず、基礎代謝を上げる苦労。
自分にとってどちらが良いか、
いちど天秤にかけてみてはどうでしょうか。

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