
年末ヒマしてるかたはぜひ、先日の
M1グランプリ2020
の決勝3組のネタ動画見ながら読んでもらえるとうれPです。。
素人ですが、M1グランプリ2020について、思ったことを書かせていただきます。
お笑いには興味があって、オジサン世代はわかると思いますが、過去、タモリのボキャブラ天国にネタOA一回、OA候補(近々OAされるかもしれないネタがある、って電話が来る..)一回、少年ジャンプや日テレ系中京テレビ 嘉門達夫のラジオDEゴメンでのネタ採用は多数のルギーです、、
一度、総括的に投稿させてもらいましたが、まだ書きたいことがマウンテン(爆
1組ずつ解説しようと思ったけど、あまりにも長くなりそうで誰も読んでくれないかもなんで(爆、とりあえず3組の決勝戦ついて載せます。
と言ってもこれもめっちゃ長いけど(爆
まず、決勝に残った3組についてまず、、
毎回よく言われているのはM1としての審査のポイント。
M1優勝者は漫才師の頂点なので、コントっぽいネタでなく、しゃべくりのネタ、正統派漫才の組を選ぶべき、っていう意見があります。 その意味でいけば個人的には、この中では見取り図がとってくれるといいかなと思ってました。
マジカルのネタがそこを上回ってた感覚があります。。
あと思うのは、ブレイクしてない芸人が一夜にしてジャパニーズドリームともなる大会。
掛け持ち出場はなしにしてくれたら個人的には嬉しいです。
出場はピン芸人はR1のみに、M1とキングオブコントの出場は、コントと漫才の芸人にと限定してほしいです。
今回みたいにピンとか別の相方と漫才やコントしてる2人を急造でコンビにしてM1に出るのもできたらなしにしてほしいなと、、
そう言う観点からいえば、マヂカルラブリーは、野田がR1とってるし、ひとりが賞金総なめにしないほうがいいかなと思ってます。
といっても漫才コンビだからM1のほうでもともと狙って欲しかったけど。。
おいでやすこがも、ユニットを作った、と言う意味では、個々にR1のみとかM1かキングオブコントかどちらかで戦ってほしいとも思います。
と言うのが個人の感想。。
ひとり面白い芸人が出てきたとして、その芸人がピンやコンビでこの3大会全て総ナメにして全ての賞金かっさらっちゃう、っていのは、夢や人生をかけて挑んでいる他の芸人たちにちょっとかわいそうな気がします。
それぞれの分野のみでエントリーしてほしいと思ってます。
さて、個々の組の決勝のネタについて細かく自分なりに解説いたします。
細かいポイントも載せたいので、動画見たり、録画してあるなら合わせて見てみるとよくわかるかも。。
さて、ここから個々のネタについて。。
まずは 見取り図。
みどりず、でなく、みとりずです..
ツッコミとボケ、というより、
盛山のボケツッコミへ、リリーがフリでボケるって感じで、リリーのボケた時には笑いはなく、盛山のツッコミで笑わせるカタチが半分以上ありました。
自分のイメージだと、ハライチの岩井がフリのボケ..で、澤部のノリツッコミ、ボケツッコミに誘導するのと同じイメージ。。
盛山のトーク進行も、客席右見て左見て相方見る、みたいに、正統派というかとても漫才らしかったです。
盛山のツッコミが1回戦で認知されてたので、それほどのネタでなくても爆笑が取れてました(ここが決勝のおいでやすこがとの大きな差だったような..)。
前半、「織田信長、織田信長、、、」が、
「ドアノブカバーの言い方やん!」
ってので客もウケてたんだけど、実際発音ぴったし似てるわけでもないけど盛山の勢いで爆笑とれてました。
これを筆頭に、ネタの割には観客がミョーにウケてる、っていうケースがたくさんありました。
リリーが腕十時にした時、
「オレってドラキュラなんかなあ!」
とか、
ドアノブカバーからのつながりの
「エンマ様は見てます、、、」が、
「それ便座カバーの言い方やん、」なんかは
爆笑に拍手もついてきました。
とても進行もスムーズで、昨年、一昨年とかはあまり感じられなかった、正統派漫才で観客、審査員のハートをうまく入り込ませたとてもよい漫才だったと思います。
続いて、優勝のマヂカルラブリー、
ラストの、おいでやすこが。
この二組、比較するとわかりやすいと思うのでまとめて載せます。
ネタの進行がどっちも
ひとりは動き続ける、歌い続けるところにもうひとりがツッコンでいくという同じようなネタ展開。
マヂカルのほうははじめの挨拶、ツカミで野田がひとウケさせたのに対して、おいでやすこがのほうは挨拶のツカミの時小田が、
「行き場を失ったピン芸人2人です..」
のツカミが客ほぼ反応なし、、
で、マヂカルのほうは
ツカミで受けたあとすぐに、伝説となった、つり革つかまらないネタに。
村上が、ボケ続ける野田の様子をただ描写して普通にツッコむってだけだけど、ちゃんとツッコんだタイミングで大爆笑。
やっぱ村上のツッコミもとても功奏してて、野田のボケが生きてました
マヂカルは、村上のツッコミの時は基本全てちゃんと笑いがとれてて大半が野田の動きのキモさとの相乗効果で大爆笑でした。
ネタ終わった後も今田氏が泣き笑い続いて、上戸彩ちゃんに
「泣いてるしー!」ってツッコまれてました。。
おいでやすこがのほうは、本人たちは、ここでウケるはず、って思ってただろうツッコミが、外れちゃったのがちょこちょこありました、、
2点目は、これにも笑いに差が出た影響があると思うけど、マヂカル村上がツッコむところで笑いをとってたの以外にも、その次の野田の奇妙な動きでも客は笑いをこらえて村上のツッコミまでは爆笑するのを待ってる感があって、ツッコむまでの間も笑いがくすぶり続けてたので、ツッコミでは大爆笑につながってました。
おいでやすこがのほうは、こがけんがうたってる時は客は割と普通に静かにしてて単に小田のツッコミ待ちみたいな感じだったので大爆笑につながらなかったのが多かったと思います。
もうひとつ、おいでやすこがでポイントだったのが、こがけんが歌いながら小田の肩に手をやり、
「♩…. オッ、オッ、オッ!」
と、顔を3回横に動かす。
そのあともう一回やったところで小田も一緒に顔を3回合わせて動かしたけど、、
こういうネタはここでウケるのが普通なんだけど、笑いを取れなかった。。
など、中盤間延びしちゃった感じがあったけど、おいでやすこがに二票入ったりすごくウケてた感覚が残ったのは、ひとネタに割と時間かけた最初とラストのネタ。
最初、長いことずっとこがけんに歌わさせておいたところで、「覚えられへん!」とどなってツッコむ。時間かけた分功奏して爆笑。
そしてラストは、
ずっとうたってるこがけんに小田が叩いてツッコむたびに曲が変わり、
「ジュークボックスかっ!」ってどなってツッコむ。
この最後の爆笑で、ネタのトータルイメージがすごく良くなり、二票につながったのかなと感じます。
この2つのオチは前にじっくり時間かけ
ある意味間を入れて成功しました。
そしてあと一点の差は、ネタ時間。
マヂカルラブリーのネタはマイク前立ってから約3分9秒、おいでやすこがは4分ギリ。この50秒くらいの差も影響したかなと感じてます。
小田のツッコミ待ちでひとネタひと笑いに時間をかけて、笑わせる回数は少なく、かつ4分ギリ使ったおいでやすこがに対して、
村上のツッコミでも野田の動きでもコンスタントに笑い取りながらかつ、サッと3分で終わらせて、絶え間なく笑わせながらサッと終わった感が出たマジカルラブリー、
ここでも差を感じました。
ただ3組とも票は僅差。
ひとり審査員が変われば他が優勝したかもしれなかった今回のM1でしたね。
マジカル野田はR1も獲ってるんで、
過去、バカリズム(コンビ名)が、現在はピンでバカリズムとなりお茶の間で活躍してるように、野田も単発でも個性を生かしながら、村上と分かれずに今後バラエティのひな壇とかでも二人を良く見かけるような芸人になっていってほしいと思います。
以上、私見ですが決勝だけ振り返らせていただきました。
3組載せるだけでこんなに長くなるから、10組書いたらエンドレスになって誰も読んでくれないと思うので(爆、今のところはまずここまでにしておきます。。
御清聴ありがとうございました。
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