今回、１冊本の紹介をさせていただきます。
小学校高学年向けの児童書です。
「二人と一匹の本格捜査」
著者 （作）村松由紀子（画）ａｏ
文研出版 1,540円 です。
あらすじは、
小学生のリョウタ君がの父親の働いているボウリング場でプロボウラーのボウルが盗まれた。
リョウタは仲良しのナナ、愛犬ジュンとボウルと犯人探し。
大会まであと数日しかない状況で犯人とボウルを探し当てるまでのストーリーです。
この本の著者、村松由紀子さんは地元名古屋のかたで弁護士さんです。
弁護士さんが書いた児童書、ってなると、もしかしたら児童には難しいんじゃないかと思うかもですが、読んだ感想はというと、、
弁護士の日常の仕事内容も適宜話に入っています。
ちょうどお子様にもわかりやすい表現で、実際の弁護士さんが書かれていてリアルなので理解しやすくさっと頭に入ってきます。これをもっと詳しく載せちゃうと逆にお子様には難しくなっちゃうのでちょうど良いかと感じます。
それと、aoさんというかたの絵（イラスト）が入ってるのもまた、すっとストーリーが頭に浮かびます。
この本は登場人物がイラストだけでなく、どういう人物かも紹介されているので、その後この本を読んでいく経緯でもその人物の表情が自然に頭に描かれているのを感じました。
また現場の見取り図も載っているので、構えなくともすんなりとストーリーが頭に入っていくんだ、って感じました。
そしてタイトルに「「本格捜査」とあるように、弁護士のお仕事、専門用語やボウリング場の施設の仕組みなどが随時紹介されていて、それが犯人捜しのキーになっています。
子どもが読んでいくとこれらの知らなかった知識が入ってきて、それが犯人捜しのキーになっていて、
ふむふむ、そうなんだ、なるほど、と感じながら読んでいけるので、満足感もあり納得しながら、ちょっと勉強になった優越感（笑、も感じるんじゃないかと思います。
以上、本のご紹介させていただきました。
大人も興味ある内容の本だと思います。
お子様だけでなくご家族の皆さんでもぜひ読んでみてくださいね～。
👇👇👇 コチラです
二人と一匹の本格捜査ミステリー 1消えたボウリングボールの行方 (文研じゅべにーる) | 村松由紀子, ao |本 | 通販 | Amazon
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